産後PMSが悪化してイライラ、最後はうつっぽくなった話。

年子育児体験談

いつも育児お疲れ様です。

産後のメンタルは落ち着いていますか?

産後生理が再開したものの、PMSが悪化した気がする。。。
家事も育児も思うように進まず毎月しんどい。

生理前は体の不調だけじゃないような。。。
メンタルやられてるのが、本当につらい

生理前のメンタルが安定しない
これってもしかしてPMDDなのかも。

そんな風に悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

ただでさえ子育てに家事に忙しい毎日なのに、PMSまで重なると本当に辛いですよね。

実は私もそんなPMSに悩まされた一人です。
産前はPMSをあまり感じた事がなかったのに、うつっぽくなってしまいました。

でも色々な方法を試してみて、私はPMSの症状が無くなりました。
その経験と方法をご紹介します。

この記事は、産後のPMSに悩むママにおススメです。


 

PMSが悪化した時期

年子で2人目を出産し、生理が再開したのは、産後4ヶ月の頃でした。

毎日年子を生きさせるために精一杯だった私は、PMSを感じている余裕もありませんでした。

忙しすぎる毎日に常にイライラ。
下の子が産まれた当初は、上の子に対してもガルガルしてしまっていました。

「しんどい」

としか言いようのない日々。

どうにかそんな日々を乗り越え、2人ともが幼稚園に通い始めました。

ふぅ、やっと2人とも幼稚園に行くようになったか。
…と言う事は、日中1人!? なんて日だ!

突然訪れた一人時間に、私は浮足立ちまくりました。

えっと~、買い物もしたいし、庭の木も切りたいし、草取りもしたいし、今までできなかった写真の整理もしたいし、1人時間があるんだから、毎日の家事も手を抜けないし…。

やっとできた1人時間をフルに使う毎日を過ごしました。

えっと、今日は庭の木を切って、ついでに草取りもしちゃおう。

・・・・・・・

ふぅ~、疲れた。もうこんな時間か…。
洗い物まだだった…。
これを終わらして、お昼ご飯を食べたらお迎えまで少し休もう。

お昼ご飯を食べて、少し休んだらまたお迎え。

もう子供たちが帰ってきます。

帰ってきてからも、

  • 子供達の着替えや給食袋の片づけ
  • 一度洗濯機をかけて
  • 子供達のおやつを用意して
  • 晩御飯の支度に洗濯物を畳む
  • 一度目の洗濯物を干して
  • 夕食を食べさせて
  • お風呂にいれて
  • 髪の毛を乾かしてあげて
  • 二度目の洗濯物をかけて
  • 食器を洗って
  • 歯磨きをさせて
  • 自分の寝る準備を済まして
  • 二度目の洗濯物を干して
  • 全員で9時に寝る

と、せっかく子供がいないのに今までの遅れを取り戻そうと、慌ただしい毎日を送っていました。

ふぅ、今日も終わった。疲れたなぁ。
でも幼稚園に行ってくれてるんだから、甘えちゃいけないな。

毎日毎日、子供がいない時間もバタバタと動き続けました。

そして、気づいたときにはPMSが悪化していました。

私のPMSの症状

私は今まで生理痛もPMSもほとんどなく、辛いと感じた事はほとんどありませんでした。

産後、PMSが悪化した時の症状は、

  • とにかくだるい
  • 動けない
  • 力が出ない
  • 家事ができない
  • 子供とも関われない
  • イライラする
  • 気持ちが落ち込む

と、精神的なものが大きかったです。

生理近くなると、貧血気味になっていたので、それも原因の一つかもしれません。

私の場合、PMDD(月経前不快気分障害)の症状がよく出ていました。

うぅぅ…。
なんでこんなにも家事が完璧にできないんだ…。
私はもう二人とも幼稚園に行ってくれているのに…。

毎日、家事+何か今までできなかったことをやらないと気が済まず、

そのくらいならできて当然と思っていました。

そして、次第にできなくなっていく自分に落ち込みました。

他のママは赤ちゃんのお世話をしながら、上の子の幼稚園の支度もしたりしてるんだ。
みんなより楽なはずなんだから、今までよりもちゃんとしないと。

  • 私は今、楽な人なはずだ。
  • だから今までより、ちゃんとしないと。
  • 平日もなるべく自分一人で、休日も旦那さんを休ませてあげないと。

と言う気持ちが強くありました。

次第にできなくなると、

  • なんでできないんだ。
  • 私はなんて役立たずなんだ。
  • 子供にまで怒ってしまった。
  • こんなお母さんじゃ、子供も嫌だろう。
  • こんな奥さんじゃ、旦那さんも嫌だろう。
  • もう、消えてしまいたい。

そんな風に、私はどんどん落ち込んでいきました。

その症状が顕著に出たのが、生理前だったのでした。

私が試した解決法①産婦人科に行く

その頃、別の症状でちょうど産婦人科に通っていたので、

PMSについて聞いてみることにしました。

最近、PMSが辛くて、何かいい対処法ありませんか?
市販薬でこういうのがあるんですけど、これってどうなんですかね?

う~ん、うちでは漢方なら出せるけど、飲んでみる?
それか、その市販薬を飲んで様子をみる?

(漢方か…。ここまでまたこれからも通わないといけないんだよね。)
とりあえず、市販薬飲んで、様子を見ます。

その時通っていた産婦人科は、少し遠方でした。

なので、市販薬を飲んでそれでもダメならまた産婦人科に来ようと思いました。

お医者さんに相談してみることは、自分のPMSに向き合う第一歩だと思います。
今思えば、漢方を飲んでみるのも良かったかもと思います。

私が試した解決法②市販薬を飲む

PMSの薬は聞いたことがあるけどネットで調べてみても、効果は人それぞれみたいでよくわからない…。
実際使ってみて考えよう。

薬局の窓口で、説明を受けて市販薬を購入しました。

これで、治ると良いな…。

その市販薬は、毎日飲み続けると症状が緩和していくというものでした。

この期間以上は飲まないで下さい。と記載もありました。

最初の1か月は効果を実感したのですが、途中で薬を辞めるとまた症状が現れ始めました。

なので、生理前にメンタルがやられ始めると薬を飲む。

という生活をしていました。

でも、段々薬が効かなくなってきたような…。

身体が火照って、

無理やり自分の体を正常な状態に持っていっているような、

身体が無理をしているような感じがありました。

どうにか体は動くけど、なんだかやっぱり体が無理をしているような気がする。
一歩薬を飲むのが遅れると、またあの落ち込む感じがきて、
その状態になってしまうのが本当に辛いし怖い。

薬を飲み続けてみたものの、

薬だけでは根本解決になっていないのではないか。と感じました。

もし市販薬を試してみる方は、薬剤師さんの指示に従って、必ず用法容量を守りましょう。

私が試した解決法③休む

この頃にはもう私は、子供たちが幼稚園に行っている間も何も動けず、

子供が帰ってきてからもほとんど何も動けなくなっていました。

子供に当たってしまったり、

なにもできない自分が嫌になって消えてしまいたいとばかり思っていました。

こんなお母さん嫌だよね。嫌いだよね。
こんなお母さんならいないほうがいいよね。

そんな状態の私を見て、

子供たちが幼稚園に行っている間はとにかく休みな
家事も何にもできなくていいから、俺が帰ってきたらやるから。

旦那さんは、元々「子供がいない間はゆっくりしていいからね。」と言ってくれていました。

私が勝手に頑張りすぎて潰れてしまったのです。

旦那さんからの助言のおかげで、一度ちゃんと休もう。と思いました。

当時の私は、

  • 4年、自宅で保育をし、
  • 2年半、3時間おきに起きる細切れ睡眠をして、
  • そのうち2年は同時に2人を1人で見ていました。
  • 幼稚園という新たなコミュニティに気疲れもしていたし、
  • 義実家でも様々な問題が積み重なっており、神経もすり減っていました。

新たなストレスもあるにもかかわらず、

元々疲れていた体を労わることなく、

自分は楽になったんだから頑張らないといけない。

と、無意識に自分を追い込みすぎていたようでした。

休んだってダメかもしれないけど、休めるだけ休んでみよう。
みんなに迷惑はかけるけど、できる事だけするようにしよう。
それこそ、この状態を続けていくわけにはいかない。

  • 言われた通り、何にもしない。
  • できなくてもいい。
  • できる事があったらやる。
  • 家事を1個でも終わらせられたら自分を褒める。
  • 私はもう頑張っていると認めてあげる。

薬もやめて、ただそんな事を続けてみました。

そうすると、段々症状が良くなってきました。

そして、数か月後にはPMDDの症状は無くなりました。

まとめ

信じがたいかもしれないのですが、実際に私は今楽しく生きています。

元々、そんなにメンタルが弱い方でもありません。

そんな私でも、不安定な状態に陥ることがあること。

子供ができて、絶対に死ねないと思っていたのに、

そんな私が、消えてしまいたいと思うなんて想像もできませんでした。

子育ては、本当に大変な事なんだな。と改めて実感しました。

産後、PMSの症状が悪化したと感じる人。

産後、PMDDの症状が出ていると感じる人。

もしかしたら、それは体がSOSを出しているサインかもしれません。

辛い時、PMSやPMDDだから、みんな同じように苦しんでいるんだからと、

頑張りすぎないでください。

どうにか休む時間を作ったり、家事や育児の手を少し抜いてみて、

頑張っている自分を労わってあげてください。

私のように苦しむ人が1人でもいなくなりますように。


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