いつも年子育児お疲れ様です。
育児中、旦那さんの仕事が忙しいと、
家事・育児のサポートが受けられない。
旦那さんにの体調も心配だし…。
など、転職してほしいなと思う事もあるかもしれません。
でもいざ育児中に旦那さんが、仕事を辞めたら…
これからさらにお金がかかるのに大丈夫かな?
子育てで元々不安ごとが多いのに、不安が増えるなぁ。
と、とにかく心配ですよね。
うちの旦那さんは、私が第二子を年子で妊娠中に会社を辞めました。
上の子は1歳になったばかり、下の子は妊娠7ヶ月でした。
その時の転職までの経緯をご紹介します。
この記事は、旦那さんの仕事に不安がある方におススメです。
当時の基本情報
退職当時:結婚2年目
年子で第二子を妊娠中(妊娠7か月)
仕事は残業が当たり前で、毎日クタクタ。
でも子供も小さいので、妻のサポートもする毎日でした。
夫の仕事に悩み始めた経緯

第一子が産まれる
結婚する前は、旦那さんが残業で遅く帰っていることは気になりませんでした。
第一子妊娠中~第一子出産後も段々大変になってきました。
でも、忙しいながらなんとか私一人でも家事育児がまわせたので、仕方ないと頑張っていました。
初めての育児で毎日疲れているけど、ギリギリまわせているという感覚でした。
第二子を年子で妊娠
私は産後6か月で第二子を妊娠。
つわりで家事や、上の子のお風呂が辛くなってしまいました。
そんな私を見て、旦那さんは一度帰宅して子供のお風呂を手伝って、
再度仕事に行くという生活をしてくれていました。
最終的に帰宅時間は深夜12時になることも度々。
もちろん会社には誰も残っておらず、一人で遅くまで残業をしていました。
お風呂手伝ってくれるのは嬉しいけど、これじゃあ旦那さんの体が心配…。
結局お風呂以外は私が全て担当しているし、
下の子が産まれてからは、どうやってこなしていけばいいんだろう…。
お互いに体力の限界

お互いにお互いの事を考えて行動しているのに、ストレスは溜まっていく一方。
旦那さんが一生懸命頑張ってくれているのは分かっているけど、
どこにぶつけたらいいのか分からない、もやもやがありました。
残業代が出ないのなら早く帰ってきて、子供の面倒を見てほしい。
1人で0歳児のお世話をしてるし、お腹の子も心配。
何かあったらどうしよう。
残業を頑張ってきても妻にあまりいい顔をされない。
仕事が忙しくて残業するしかないのに…。
俺は何のために仕事をしているんだろう…。
禁煙失敗を機に退職を促すことを決意
夫は第一子妊娠を期に、禁煙をしていました。
私の前では吸わないし、禁煙しているものと思い込んでいると、
ある日、ズボンのポケットにライター発見!
あ、これ、あかんやつや。
見つけてもうた。
問い詰めたところ、たばこを吸っていることが判明。
職場のストレスで吸ってしまいました。
もう吸わないから。ごめんね。
そんなことが過去に2回ほどありました。
そして3回目にバレた時、
そんなにストレスが溜まるなら、
そんな仕事辞めなさい!
ぐぬぬ。。。
ストレスフルな現状

僕だって頑張ってるんだ…。
・子育てで忙しく、考えなきゃいけないことも多い
・地域の役員活動も忙しく、仕事終わりに毎日やることがある月もある
・地域の活動も、責任ある立場を任されているのにちゃんと参加できていない事もストレスが溜まる
確かに、この状況で子育ても手伝ってほしいとは言いにくい…。
よく頑張ってくれてはいるよね…。
禁煙をするにはまずストレスを溜めないこと
私たちはまず、人生においての優先順位をつけました。
- ①家庭:家族の時間を確保すること
- ②地域の活動:責任ある立場にあったので、ちゃんとやりたい
- ③仕事:仕事は今の仕事じゃなくてもいい
煙草を吸ってしまうときは、仕事の時が大部分を占めていました。
今の仕事じゃなくてもいいなら、仕事を変えたらストレスも減るのではないか。
このままじゃ煙草も止められないし、むしろ本数が増えるんじゃ。。。
もう煙草の事で喧嘩したくない。
旦那さんが会社を辞めたワケ

このような経緯で会社を辞める事を決意しました。
そう、私(妻)が会社を辞める事を勧めたのです。(半ば強引に)
私が旦那さんは会社を辞めた方がいいと思ったワケ
ストレスを溜めてまで、同じ職場で同じ給料をもらってきてほしいと思っていない
→給料は下がってもいいから、健康的に暮らしてほしい
元々旦那さんは自分で職探しをしていない
→自分の興味のある、やりたい仕事をしてほしい
晩御飯は家族で食べたい
→子供が小さい頃は一番一緒にいられる時間が長いので、父と子の関係をちゃんと構築したい
仕事に真摯に向き合う姿勢を見てきた
→夫だったらどこかしら絶対に就職できるという自信があった
ボーナスが多くても、月の手取りが低いのでは、景気に左右される
→景気が悪くなってボーナスカットになったら生活できない
残業代が出ないのに残業して、そのせいで家事育児も手伝えなくて、
年子育児ワンオペでやるって想像できないし、イライラもはんぱない!
会社を辞めたタイミング

夫婦の話し合いがあったのは、4月中旬のこと。
とりあえずやることもあるし、5月末頃に会社に言うよ。
いや、気が変わってずるずるすると良くないから、今すぐ会社に言って。
じゃあせめて、ゴールデンウィークが終わって5月中旬になってから…
いや、すぐ言うの。
すぐ言ったって、どのみちすぐには辞められないんだから。
わ、分かりました…
そのころ私は、、、
会社を辞めるとなると、引継ぎやら何やらですぐには辞められない。
今すぐ言ってくれないと、このお腹の子産まれちゃうんですけど。
第二子産まれて忙しいときに、悠長に転職活動できるかい!
と思っていました。
次の日
会社に言った?
今日は話す機会がなくて…
また次の日、
言った?
ど、どうにか…
結局会社との話し合いで5月中旬の退職となりました。
夫、無職
仕事をしながら転職活動をする時間もなかったので、完全体の無職になりました。
仕事頑張ってきたんだから、少しゆっくりしてもいいんじゃない?
(失業保険の手続きだけしてくれたら1週間くらいはゆっくりしても…)
うん、わかった。ありがとう!
(とりあえず1か月くらいのんびりしようかな)
無職になると手続きが沢山あります。
失業保険の手続きは夫が。
その他諸々の国民年金・保険証等の手続きは、書類嫌いの夫に代わって私が。
今まで頑張ってきてくれたし、このくらいは私が…
でも、結構大変だなこれ。
って、あの人随分のんびりしてるけど、いつまでのんびりしてるつもりなんだ?
ゆっくりして良いって言ってくれたし。
のんびりしよう。
数日後
いつまでぼさっとしとんじゃい!
はよ働け!
ついに旦那さんの就職活動は幕を開けました。
転職活動の仕方

旦那さんはハローワークと転職エージェントに登録して、職探しをしました。
その時、ハローワークの求人は、地元企業が多い反面、給料はあまり高くないものが多く、
転職エージェントの求人は、給料は高いが、転勤や残業があるものが多い印象でした。
でも、二つを比べることで、双方の良いところや、
自分たちが何に重きを置きたいのかをよく考えることができました。
僕の感想としては、転職エージェントはキャリアUPや給料UPを目指す人には特におススメです。
ハローワークだけとか転職エージェントだけではなく、
二つを比較して探すと、自分たちがどんな条件にしたいのか考えやすいと思います。
実際に使用した転職エージェントはリクナビNEXT
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悩んだ末にハローワークの求人に応募
転勤や残業がない、地元の企業に応募し、無事合格して転職活動は終わりました。
陣痛がきた日の次の日が面接で、出産を見届けた後にそのまま面接に行くという、
どたばたな1日でしたが、無事に受かってくれてホッとしました。
このように何とか第二子出産までに転職活動終了できました。
転職してみて
良かった事


・夫も転職活動中に、上の子との時間をたくさん作ることができたことが、
人生において印象に残る貴重な時間となった。
・転職活動の最中から煙草は1本も吸わず、そのまま禁煙が成功した。(これは彼の頑張りですが)
・転職先は基本的に残業もなく、ある時は残業代も出て、月の手取りは以前より少し多くなった。
(*年収で見ると以前より下がっていますが、許容範囲でした)
・仕事の愚痴はほとんど言わなくなった。
悪かった事
・特になし
正直何も思い浮かびません、本当に転職してよかった。
転職して感じたこと
キャリアUPや給料UPを目指して転職する人は多いと思います。
でも、我が家では家族との時間や、自分たちのやりたい事を優先して仕事を決めました。
現在転職して3年経ちましたが、毎日順調に仕事をしてくれています。
地域の活動にもちゃんと参加することができるようになって、ストレスも減りました。
そして、転職活動期間に家事も育児もマスターして、今では家族に頼りにされるスーパーパパになりました。
娘たちとの関係も良好で、私も本当に転職してくれて良かったなと感じています。
育児中に旦那さんが転職することについて
転職は勇気がいるし、絶対にいい結果になると保証がされているわけではないので、一概に勧められることではないです。
我が家の場合、たまたま住む家があったので、子供が小さくても転職活動ができました。
ある程度働いていた期間がある人は失業保険もおりるか確認してみましょう。
そして、当面の生活費を貯めた上で転職するのも一つの手かなと思います。
そして、転職をする場合には自分たちは人生の何に重きを置くかを考えてみましょう。
新築の家を購入したいな
子供は絶対に大学には行かせてあげたいな
土日は子供との時間を作りたいな
人それぞれ、家庭ごとに考え方は違うので、自分たちにとって一番いい未来を想像してみるといいのではないでしょうか。
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