子供が弱視だと気づくまで。気づいた経緯と感じた事。

年子育児体験談

いつも育児お疲れ様です。

育児中に悩みはつきものですよね。

その中でも、お子さんの目はちゃんと見えていますか?

そう言われても、分からないよ。

多分、大丈夫だと思うんだけど。

テレビにすぐ近づいてしまうはちょっと心配。

と、中々調べる機会もないし、本人でないと分からないですよね。

私も娘(上の子)の目は悪くないと思っていました。
でも、3歳児検診で初めて娘が弱視だったと知りました。

そんな私の娘の弱視が分かるまでと、その時の話をご紹介します。

この記事は、0歳~3歳のお子さんをお持ちの方に特におススメです。


娘の弱視が分かるまで

娘は3歳児検診の際に、弱視だと判明しました。

それまでに眼科で見てもらったことはなかったのかというと、そうではありませんでした。

実は、3か月検診と10か月検診で眼科で診察を受けているのです。

0歳時の健診

私が通っていた産婦人科は、赤ちゃんもそのまま産婦人科で健診を行うようになっていました。

先生の親族がやっている眼科がすぐ近くにあった為、健診の際には眼科にもかかるようになっていました。

3か月検診も10か月検診も、異常はなし

機械をあててみたり、先生の診察を受けました。

赤ちゃんだからなのか、機械は何度もエラー?に。

先生の診察も少し手こずっているような…。
でも、異常はないのか。良かった。

その後は眼科での診察はナシ

引っ越しに伴い、娘は1歳前でその産婦人科での健診を終了しました。

その後は眼科での診察はありません。

そして、3歳になって3歳児健診の問診票が届きました。

ふむふむ、3歳の健診ではこんなに色々調べるんだな~。
視力と聴力もか。
でも、まぁ大丈夫だろう。

娘3歳になる

3歳から幼稚園に通うようになる娘。

入園の前に担任の先生との面談がありました。

娘ちゃんは、トイレもできると言う事で大丈夫そうですね~。
あ、3歳児検診は、4歳になる前までに行けばいいので、慌てなくていいですからね。

はい、分かりました。
ありがとうございます。

早く受けすぎると、上手にできなかっただけなのに、視力が不十分なのでは。

となってしまうこともあるようで、

3歳児健診は慌てずに4歳になるまでに受ければいい。

と先生に教えてもらいました。

そうは言っても、一度やってみるか。

3歳になったばかりの頃、まだできなくてもいいからと、一度やってみました。

まずは大きなCで練習をします。

これはとりあえずなんとかクリア。

でも、小さなCにした途端全然できません。

まぁ、まだ3歳になったばっかだし、無理もないか。

今回は一度諦めました。

視力検査ができない。

3ヶ月程経って、再チャレンジ。

・・・・・・

大きなCはできるものの、やはり小さなCにすると途端にダメ。

うぅ~ん。まぁまだ時間はあるし。
もう少し様子をみよう。

そんな具合に何度かチャレンジしてみるも、どうにもうまくできません。

そして迎えた、3歳10か月。

もう時間が無い。
今回チャレンジして、できなくても、もう3歳児健診の予約をとろう。

そう思い、なんとかできてほしいと願いながらチャレンジ。

大きなCはOK。

小さなCになると、やはりだめ

大きなCの時は、ちゃんと紙を見て方向を答えられるのに、小さなCになると、

  • すぐ、どこかに目線がいってしまい、
  • どこに目を向けたらいいのか分からないような感じ

でした。

あぁ、もしかしてよく見えてないのかな。

そんな風に諦めかけたその時、

下の娘が私もやりたい。と言い出したのです。

我が家は1歳2か月差年子なので、下の娘は当時2歳8か月

もうじきこの子も3歳だし、もうこの視力検査の紙もいらなくなるし、
機嫌を悪くされるのも面倒だから、やらしてあげるか。

試しに下の子に視力検査をしてみると、

大きなCも小さなCも即答、全問正解。

かもしれない。は確信に変わりました。

あぁ、これは上の子は絶対によく見えてない。
この子は目が悪いんだ。

3歳児健診

3歳に滑り込みセーフで健診を受けました。

結果はやはり視力に異常がみられるとの事。

紹介状をもらい、自分で良さそうな眼科を選び、精密検査をしてもらいました。

お子さんの視力は0.4です。
遠視と乱視が入っていて、弱視です。
治療用メガネをかけて、矯正視力を上げる治療をしましょう。

そう…なんですね。
分かりました。

娘の目はそんなにも見えていなかったんだと愕然としました。

  • あぁ、だから滑り台にあんなに怖がっていたのか。
  • だから、遊具に乗るのが苦手だったのか。

  • 分かってあげられなくてごめんね。
  • ちゃんと産んであげられなくてごめんね。

改めてはっきりと診断されると、娘に申し訳なくて涙が出てきました。

でも、泣いていても仕方ありません。

お母さんも娘ちゃんが楽しく眼鏡をかけられるように頑張るから、娘ちゃんも一緒に頑張ってくれる?

娘と一緒に頑張ろう

そう思い直しました。

私は正直、この3歳児健診まで娘の視力が低い事に気づけていませんでした。
3歳児健診でちゃんと分かって、本当に良かったです。

眼鏡生活

先生に頂いた、作成指示書を持って眼鏡を作りに行きました。

私も夫も眼鏡をかけていることもあり、娘も眼鏡に抵抗がないようでした。

こうなったら、かわいい眼鏡を探そう!

子供用の眼鏡も、探せば可愛いものがたくさんありました。

事前にネットで調べて、気に入りそうなフレームがある眼鏡屋に行くのをおススメします。
お店によっては種類が少ないところもあります。

そして、娘が気に入った眼鏡を購入することに。

  • お母さんと一緒~!
  • かわいいから、とっても気に入っちゃった!

と、娘が楽しんでくれたことがせめてもの救いでした。

小児の弱視等の治療用眼鏡などにかかる費用は、加入している健康保険から一部補助金がもらえました。
詳しくはお住いの市に問い合わせてみてください。

幼稚園での眼鏡生活のポイント

①園では、簡単に外れないようにと、眼鏡バンドをするように言われました。

うちの子が使用しているのはこれ↓です。

店舗では子供用の眼鏡バンドは中々なく、ネットで購入しました。

Sサイズを使用していますが、当初(4歳頃)は少しゆるかったです。

5歳になった現在は、一番きつく調整した状態でちょうどいいなと感じます。

眼鏡に装着しておけば、娘自身で後ろの調節を緩めて着脱できているので、おススメです。
黒で目立たないので、女の子でも気になりません。

②眼鏡は園庭で遊ぶ際など、危険が予想される場合は、とって活動をすることを伝えられていました。

正直、少し心配でした。
でも、今までも裸眼で遊んでいた事、眼鏡が破損するととても危険な事をふまえて、納得しました。

娘は運動会でも生活発表会でも、眼鏡をとって参加していたので、

観客席にいる私達には全く気付きませんでした。

娘もよく見えていないとやりにくいのではないかと思いました。
運動会は仕方ないにしても、生活発表会はなんとかできないものか、次回は先生に相談してみようと思っています。

まとめ

弱視と子供が診断されると、とっても不安になります。

  • この子は将来ちゃんと目が見えるのだろうか。
  • こんな小さい子なのに眼鏡をかけさせるのはかわいそう。

特に、弱視治療は矯正視力をあげるというもの。

自分自身だって不安だし心配なのに、中々周りに理解されないことも多かったです。

  • この子はいずれは眼鏡を外して生活できるようになるの?
  • こんな小さい子に眼鏡をさせてかわいそうね。

そんな言葉を聞くときもありました。

そんな時は冷静に、

この眼鏡をかけることによって弱視の治療をしているんです。
弱視は眼鏡をかけても見えないんです。
早く治療を始めないと、治らなくなってしまう可能性もあるんですよ。

と、ぐうの音も出ないほどに詰めてやりました。

自分の子供が健やかに育っていってくれるか。誰よりも心配しているのは親です。

誰に何を言われようと、眼鏡をかけて、通院もして、治療しているということは、頑張っているということ。

他人の言葉は気にせず、

気長に、一緒に眼鏡生活を楽しみながら、治療ができるといいですね。

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