妊娠をきっかけにタバコをやめた。約2年に渡る旦那さんの禁煙成功体験記

禁煙成功体験記 円満夫婦

子供を妊娠すると、奥さんも旦那さんも

「煙草を吸われる方はぜひ禁煙しましょう。」とお医者さんに言われますよね。

実際に妊娠を機に禁煙できる旦那さんってどのくらいいるのでしょうか。

奥さんとしても、

本当は禁煙してほしいけど、仕事のストレスもあるだろうし、あまり強く言いにくい。という人も多いのでは。

私もその一人でした。

でも禁煙頑張って、今では禁煙して3年経ちます。
まだたまに「ちょっと吸いたいな」と思い出すこともあります。

禁煙するのは大変なことだと思います。

うちの旦那さんがどのようにして禁煙できたか。

簡単な道のりではありませんでした。

この記事は、旦那さんに禁煙をしてほしいなと思っている人におススメです。


禁煙を始める前の旦那さんの基本情報

  • たばこは1日10本吸う。喫煙歴6年。
  • 家では一切吸わない。
  • 土日や長期連休も吸わずにいられる。
  • 普段関わりのある人は喫煙者が多い。
  • 仕事は毎日残業あり、地域の役員もやっている。

周りが喫煙者が多かったのですが、家では一切吸っていませんでした。
毎日が慌ただしく、疲労も溜まっていました。

禁煙するきっかけ

第一子妊娠が分かり、産婦人科で禁煙を勧められました。

妊娠を機に、たばこはめましょうって言ってたね。

う、うん。

やめよっかね。

ベランダで吸うし、大丈夫だよ。目の前で吸わないし。

吸ってからもしばらく、口から有害な物質が出てるって言ってたよ。

お、おうふ。

私もお酒飲めなくなるし、あなたはお酒は飲んでもいいから、禁煙は頑張ろうね。

は、、、、はい…

こうして私のごり押しで、夫の禁煙は始まりました。

子供も産まれてくるし、この先一緒に長生きしたいし、この機会にたばこはきっちりやめてもらおう。

禁煙当初

夫の禁煙方法は“たばこの代わりに禁煙パイポを吸う”ということのみ。

その他の方法ではやりたくないとの事でした。

元々私の前ではたばこは吸わないと決めていたので、たばこを吸っている姿を見ることはありませんでした。

なので、私は禁煙を頑張っている。と思っていました。

見つかるライター

ある日、洗濯をしていると、旦那さんのポケットに硬いものが入っていました。

ん?ハンカチ?じゃないし、なんだろう…。

こ、こ、これは、テレビで見るやつ!
修羅場ってやつだわ!

後ほど聞いてみると、やはりたばこを吸っていたとのこと。

仕事のストレスで…。
ごめんなさい。

話し合いの末、「本当にやめたい。これからは吸わない」と禁煙続行することになりました。

なんで私に黙ってたの!?
どうしてもやめられないなら、相談してほしかった。

でも、これで禁煙成功!とはなりません。

同様の事件が後に2回ありました。

煙草は中々やめられない

旦那さんは日々にストレスを感じていました。

そして、たばこをやめにくい環境にもありました。

仕事のストレス毎日残業
家庭のストレス子供が産まれてくるプレッシャー
職場の環境たばこを一緒に吸って話す事が、一つの上司とコミュニケーションになっていた
地域の活動周りは喫煙者が多い。役員なのに残業で満足に参加できていなかったことへのストレス

環境を変えれば禁煙できるかも?

中々禁煙が続かないなぁ。
なんでやめられないんだろう?

そもそも、禁煙することは簡単にできることではない。

でも、夫は

  • 元々私の前では吸わない→主に仕事の時に吸ってしまう
  • 長期連休も吸わずにいられる→ずっと休みならやめられる?

さらに私は、以前喫煙歴20年の実父が禁煙するのを、時に厳しく見守っていた経験がありました。

…喫煙歴が長くてもやめることは可能。

仕事やめれば、禁煙できるんじゃないか?

そんな風になんとなく考えるようになりました。

夫のストレスMAX

私は第二子を妊娠しました。

そして妊娠7か月の頃、またたばこを吸っていることが判明。

仕事は毎日残業で、土日は家事に育児に忙しい。
地域の活動もちゃんと出たいのに、出れてない。
たばこ吸ってることもまた責められる…。
もう疲れた…。

二人目も産まれてくるし、なんだか最近イライラしている日も多い。
明らかに最近お互いに疲れている。
これはいよいよなんとかしないと。

「会社、やめれば?」

考えた末に私が出した答えは、”夫が会社をやめること”でした。

夫はイライラしたときにたばこを吸ってしまう。
仕事をしているとどうしてもイライラしてしまう=たばこがやめられない
家族と過ごしている間はイライラしない=たばこはいらない

夫はすぐには納得しませんでした。

今の会社の年収は良いし、男はたくさん稼いで家族を養わないといけない。
転職したら今より良い給料をもらえないだろう。だから転職はしたくない。

今の会社に居続ける事より、今後健康に暮らすことが大事
どうしても就職先が見つからなければ、私が働けばいい。

どうにか夫を説得して、夫は会社を退職。

晴れて無職になりました。

貴重な無職期間

無職期間は手続きや転職活動をしていました。

あまり詰め込まず、上の子と関わる時間を大切にしながら、のんびりすることを優先。

私は結婚して会社を辞めたのに、夫には会社を辞めるという選択肢がなかった。
これからまたきっと長く働かなくてはならない。
この貴重な無職期間を大事に過ごしてほしい。

最初は焦っていた夫も、少しずつ着実に転職活動を進め、2か月半で夫の無職期間は終わりました。

その間、たばこは1本も吸っていません。

自分たちが納得した会社に転職できて、定時で帰れるようにもなりました。

地域の活動にもちゃんと参加できるようになり、自分のやりたいこともできるようになりました。

こうしてうちの旦那さんは禁煙開始から約2年後に禁煙を成功させました。

まとめ

やはり、禁煙すると言う事はものすごく大変な事です。

夫は本当によく頑張ってくれたと思います。

子供を妊娠したからといって、簡単には禁煙はできません。

でも、子供ができたからこそ、より健康に過ごしてほしいものです。

禁煙を目指す人は、まずは自分に合った禁煙方法を探してみるのをおススメします。

そして、旦那さんに禁煙してほしいという奥さんは、

「何故夫はたばこを吸ってしまうのか」を考えて、

「どうしたらたばこをやめられるか」を本人とは違う目線から考えてみてあげてください。


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